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使用条件など

キャスターの主な用途と使用条件

キャスターは、移動や搬送を容易にする目的で各種機器類や搬送機器類に取付けられるもので、特別な仕様でない限り、次のような使用条件を想定しています。

  1. 1. 使用荷重
    許容荷重以下で使用されること。許容荷重は以下の条件で使用する場合、移動が容易で安全長期に使用できる荷重の限度を示す。
  2. 2. 段差乗越
    平坦な路面で使用され、衝突や落下による有害な衝撃を受けないこと。
  3. 3. 使用速度
    人力により間欠的に使用され、動力による牽引などの目的外で使用されないこと。
    車輪径100mm以上.........4km/h以下
         50mm以上.........2km/h以下
  4. 4. 使用環境
    室温の構内などで使用されるものとし、特別な温度・化学物質・極端な油や水・塩などの影響を受けないこと。

キャスターの選定にあたって

  1. 1.総荷重に応じて選ぶ

    積載される総荷重を見積り、それに見合った許容荷重のものをお選び下さい。なお、総荷重の限度は、偏荷重や多少の衝撃を考慮し、下記のように0.8掛けにて余裕をみるのが一般的です。(4ヶ使用の場合)

    総荷重の限度≡1ヶあたりの許容荷重×4×0.8

  2. 2.特別な環境に配慮する

    冷凍室や高温室・スチーム室などの特別な環境や、酸・アルカリ・塩分などの腐蝕性の強い環境及び水や油にまみれた極端な環境では特別な素材を用いた金具や車輪・潤滑油が必要です。詳細は各セールスブランチにお問い合わせ下さい。なお、材質により床面に汚染の恐れがあります。

  3. 3.動力による牽引などについて

    一般的に動力による牽引や機械部品としての長時間連続使用は、過荷重や衝撃・振動・無理な引きずりのほか、高速回転・車輪の蓄熱など、複数の過酷な条件を引き起こします。特別な仕様のもの以外はこの様な目的に使用できません。
    詳細はセールスブランチにお問い合わせ下さい。

  4. 4.ストッパーについて

    キャスターのストッパーは簡単な機構のため、長年の使用による摩耗・損傷で気づかないうちに甘くなったり外部の衝撃により不意に解除することなどが考えられ、また一般に硬い車輪の場合は出荷当初より制動機能が劣ります。制動性能について、もし製品安全上特に厳しい要求がある場合には「輪止め」使用を促すなど、取付ける機器の特性に応じた別途対策を講じる必要があります。

キャスターの取付け

キャスターの取付けは以下の諸点を守って下さい。

  • 同シリーズを組み合わせて使用して下さい。
  • 取付穴部の寸法に適合したボルトを用い、固定した接続部にしっかりと取付けて下さい。旋回時本体エプロン部との接触に注意して下さい。
  • 接地面が水平になるように取付けて下さい。
  • 旋回車は旋回軸が垂直になるように取付けて下さい。
  • 固定車は互いに平行になるように取付けて下さい。
  • 特にねじ式タイプの取付けは適性トルクが維持できるような作業方法を設定し、ねじの六角部で締めて下さい。
    • 軸部を過度に締めつけないで下さい。軸部が緊張し破断の原因となります。
      適正トルク12mm軸の場合: 29.4~49.0N・m(300~500kg・f・cm)
    • 旋回ストッパーをかけ、キャスターごと締めつけないで下さい。ストッパー部分が変形破損する原因となります。
      特に915 タイプ下図参照